キャプテン
弱小野球チームが巻き起こす、奇跡の逆転ホームラン!
原作:ちばあきお 監督/脚本:室賀 厚
8月夏休み全国ロードショー
オーディション日記
スタッフのオーディション日記
- 2006年1月 オーディション情報告知開始
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『月刊De-View』『月刊Audition』のオーディション情報誌二誌に、【映画『キャプテン』出演者募集オーディション開催!!】という記事を発表。
募集要項は、【中学生に見える男女(10~18才ぐらい)・ プロアマ不問・野球経験者求む!メインキャストはもちろん、クラスメイトなど、全ての生徒役をオーディションで決定!!】と大きく掲載される。勿論そこには「野球部員役は坊主になる可能性あり」という一文も。ちばあきお作品の中でも不朽の名作である、野球漫画の金字塔『キャプテン』の実写版ということで、この時から、『キャプテン』映画製作チームは各方面からひときわ熱い注目を浴びることとなる。
- 2006年1月22日 オーディション書類締切日
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オーディション情報掲載の翌日から早速、野球少年たちの応募書類が続々と届き出す。『キャプテン』が、今の世代の野球少年にも多大な影響を与えていることを改めて実感させられながら、熱い想いが綴られた応募書類の一枚一枚に目を通していく。
「あの『キャプテン』に我がチームを是非!」という少年野球コーチからのチーム全員の応募や、「女の子ですが、野球が大好きです。坊主になってもいいから出たいです!」という熱烈なアプローチに混じり、中には、『キャプテン』に憧れて野球を始めた元・野球少年からの応援の手紙や、「親子二代で『キャプテン』の大ファンです。一緒に映画館に行くのを今から楽しみにしています」という、親子のユニフォーム姿のメッセージ入り写真が届くことも。
野球を愛する人に、こんなにも愛されている 『キャプテン』を映画化するんだ、という気持ちがスタッフ全員の中に改めて沸き起こってくる。
最終的に応募総数は3000名を超えることとなった。
- 2006年2月中旬 野球オーディション・演技審査
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墨谷二中を含む、野球シーンがある出演者のオーディションが、ある大学の野球場で行われた。書類審査を経て、全国から集まった野球少年たちの実力を、室賀監督・プロデューサー・野球経験者のオーディション担当者たちが厳しい目でチェックする。キャッチボール・ピッチング・ノック・バッティングなど、次々と繰り出される課題に、各項目で高い水準のプレーを見せてくれたのが、後に谷口役に大抜擢される布施紀行くんだった。第一印象では内気で大人しそうな雰囲気を漂わせていたものの、野球が始まった途端に見せた生き生きとした表情に、審査員一同目を奪われる。心から野球を楽しんでいる彼の姿に、監督が一言『あいつ、本当にさっきと同じ奴か?』
また、初対面の仲間たちとプレーにはしゃぐ無邪気な少年たちの間で、物静かなたたずまいで目をひいたのは河野朝哉くん。ひときわ冴え渡るクールな雰囲気をまとう彼を見ながら、監督は腕組みしながら何か考えている。
なお、この日は同じ大学の施設を借り、関東以外からオーディションに来た少年たちを対象に、演技審査が行われた。福岡からこのオーディションのためにやって来た中西健くんは、質疑応答では笑顔で機転の利いた受け答えをして審査員を笑わせていたが、どこか繊細そうな雰囲気も持ち合わせているところに、監督は興味を持った様子。審査では次々と繰り出される監督の指示に的確に応えた演技を見せ、爽やかな好印象を残して帰っていった。
- 2006年2月下旬 演技審査
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都内会場にて、関東在住の少年たちの演技審査が行われた。
野球審査で会ったメンバーとの再会に喜ぶ少年たちの控え室で、ぽつんと座っている布施くんの姿が、「最初は自信がなかった谷口」にダブって見えてくる。布施くんの初々しい演技は、監督が指示を与える度に熱を帯び、彼が野球審査のときに見せたあの生き生きとした表情になったその瞬間、監督が確信に満ちた視線を審査員に投げかけた。
そして、いくら探してもなかなか見つからない丸井役に頭を悩ませていたとき、そこに現れたのが小川拓哉くん。堂々とした演技力で注目を集め、溌溂とした受け答えと元気いっぱいの笑顔に、思わず審査員たちも微笑んでしまう。監督は、また腕組みをして頷きながら、想像を膨らませている様子。
また某日、都内会場にて実写版のオリジナルキャラのオーディションを開催。
このオーディションでは、有名無名問わず数多くの少女たちが役を競い、岩田さゆりさんがフレッシュな魅力で・新聞部員・佐々木舞役を射止めた。
- 2006年3月上旬 顔合わせ
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都内にて、室賀監督と、オーディションを勝ち抜いた谷口役の布施くん、丸井役の小川くん、イガラシ役の中西くんとの顔合わせを兼ねた食事会が開かれる。映画にも出てくる谷口の大好物であるハンバーグを食べながら、「みんなで力を合わせて、『キャプテン』を一緒に作っていこう!!」と一致団結する。
そして、墨二、青葉学院、陽北中、江田川中・・・厳しい審査をくぐり抜けた精鋭の野球少年たちが続々とそれぞれの役に決定していき、実写版にふさわしい野球部が次々と出来上がっていく。『キャプテン』の世界が少しずつ見えてくる瞬間。
- 2006年3月20日・22日 衣装合わせ
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都内に設営された『キャプテン』のスタッフルームから、緊急連絡が入る。オーディション時に測ったサイズから余裕を持って揃えたユニフォーム・靴・ヘルメットが全く合わない少年たちが続出。出演者の子供たちが成長期とはわかっていたものの、ここまで急激にサイズが変化するとは・・・。
身長・スリーサイズを測り直して、衣装担当が大わらわで調整をはかる。今回協力してくださっている野球用品メーカーのSSKさんに相談したところ、ユニフォーム・スパイクの変更にも全面的に協力して頂き、無事解決する。
スタッフ一同、心から感謝する。
- 2006年3月中旬 野球合宿
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『キャプテン』の撮影は、オール宇都宮ロケで行われることに。「地元中学」である墨谷二中のメンバーは、チームワークを高めるために一足先に監督と宇都宮入りして野球合宿を行った。衣装合わせの時に受け取った新品のユニフォームとスパイクを、撮影に向けて汚しておく必要もあるため、墨二メンバーは本番さながらの白熱した野球練習を日夜繰り広げていた。この頃にはすでに、全員が坊主頭に!
また、豊富な野球経験を持つサブ役の永井浩介さんも一緒に合宿に参加し、皆のコーチかつ頼れる兄貴分として大活躍する。
- 2006年3月24日 そして、クランクイン・・
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宇都宮の皆様のご協力のもとにてロケ開始。春休みの期間を利用して大勢のエキストラの方々に参加して頂きました。
- 2006年4月15日 クランクアップ!!
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一ヶ月弱の撮影は無事終了を迎えることができました。
映画の中のキャラクターの成長と共に、墨二を始めとする野球少年たちもそれぞれ頼もしく成長を遂げていたのでした。宇都宮の皆様、ご協力有難うございました。
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